鷗外全集も読む日記

ちくま文庫版 「森鷗外全集」も読んでいく日々。

105_VOL05(historical novel)

「日蓮聖人辻説法」「仮面」(pp. 317-353)

昨日(1/16)午前中は、[近代ドイツ小説]の新規レポートに着手する。欲しい資料がいくつか出てきたので国会図書館へコピィの申込みをする。まあ、ヒマだから出向いてもいいんだけど。4000文字を目処にして日曜日までにドラフトを上げる算段。 資料集めをし…

「玉篋両浦嶼」(pp. 277-315)

昨夜は、大学の学友さんたち(九州地区)との読書会。シェイクスピア『ロミオとジュリエット』を、声に出して読んだ。新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫)作者:シェイクスピアKADOKAWAAmazon範囲は前口上~第二幕第五場。ロミオとジュリエットがキャピュレ…

「高瀬舟」#2(pp. 247-256)、「高瀬舟縁起」(pp. 257-259)

先週から立て続けのイベントに区切りがついて(正確にはまだついていないだけど)、ひとり茫然としている。娘のいちご氏との大げんかはいったんわたしが矛を収めて(ほんとに収まったわけではない)、彼女をいつも通りに学校へと見送った。「(高校受験を控…

「高瀬舟」#1(pp. 243-251)

じつは、昨日(1/13)の夜に、娘のいちご氏と大げんかをしてすっかり不貞寝して、今日(1/14)の朝は渋渋起床したのであった。 不愉快極まりなかったのだが、午前中に遠方の友人に愚痴を聞いてもらって、午後にはすっかり原状回復した。そこから、明日(1/15…

「最後の一句」(pp. 225-241)

科目試験が終わって、気持ちとしてはのんびり(しかも今日は「成人の日」である)。 ではあるが、新規レポ(レポート)作成に勤しんでいきたい。ここでもそんな記述が多くなると思う(春先までは)。*「魚玄機」がようやく終わって(そんな長く言及するつも…

「魚玄機」#5(pp. 207-214)

大学の科目試験初日、3科目を受けてきた。 まあ、撃沈ひとつ、あとはサルベージしてくれたら嬉しいですけどね。 明日も朝から[西洋史特殊(ロシアの政治)]を受験する。eラーニング科目でそこそこ費用もかかっているし、合格できますように(そこはそれ、…

「魚玄機」#4(pp. 203-207)

今週末は大学の科目試験や地元のイベントやらがいくつか控えているので、少し先を急いで投稿する。 試験前なのにね。*thx4u.hatenablog.jp魚玄機が住まう咸宜観(かんぎかん)で、ひとりの女道士に出会うことになる。名前は采蘋(さいひん)、年は16歳。身…

「魚玄機」#3(pp. 195-202)

年末から治まらなかった咳も、ようやく落ち着いてきた。まだ朝晩は痰が絡むけど、いまのところ病院沙汰にならずに済みそうだ。 昼間は、今週末の大学の科目試験の勉強で机に向かったり、倦んだらソファで仮眠したりしていた。夕方に散歩がてら買い物に出かけ…

「魚玄機」#2(p.194)

昨夜(1/8)は、地元の友だちたちと新年会。しこたま呑んだ気がする。二日酔いにはならない方だが、科目試験勉強をしなければならないのにアタマが働かないし気分も乗らない。自業自得。 こういう時にはブログを書くことでエンジンを暖めるのであります。* …

「魚玄機」#1(pp. 193-194)

短編「魚玄機」を読む。「ぎょげんき」というふりがなでいいと思う。 魚玄機は唐代の閨秀詩人である。閨秀詩人というのは、優れた女流詩人くらいの意味だ(「詩妓」という言い方もあるよう)。中国の詩人というと男性が多いイメージで、この魚玄機のほかに閨…

「山椒太夫」(pp. 153-191)

子どもたちは今日まで冬休みなのだが、今朝はいままで通りに窓を開けて声を掛ける。明日1/7からは三学期(二期制なら後期の残り)がはじまるので、身体を慣らしておかないといけない。といっても、たかが一日くらいで元に戻るわけもないので、明日は普通にた…

「堺事件」(pp. 95-126)

年末年始休暇(といっても、わたしは明日1/6からもプー太郎なんだが)の終わりに、家人M氏と茨城の日立市にある御岩神社へとお詣りにいった。 oiwajinja.jpこの神社には都市伝説めいたウワサがある。 宇宙飛行士(報告者の名前)が地球を眺めたときに「光の…

「安井夫人」(pp. 127-147)

新年初のゴミ出しの日と知って、今日が土曜日だと認識する。風が強く冷たい。 朝は、来週末に控える大学の科目試験の勉強の準備。 まずはこの一週間でなにをすべきかを書き出してみる。次に、前回試験で落とした科目についてのノートを再び引っ張りだしてく…

「大塩平八郎」#2(pp. 28-71)、「附録」(pp. 71-93)

正月3日目。曇天で寒い。年末年始休前の生活リズムに戻すため、いつもの起床時間に近い時間にベッドを離れる。 テレビをつけて箱根駅伝を観ながら、たまっていたメールを片づけたりする。勉強にはまだ手をつけていない。科目試験まであと1週間ほどしかないの…

「大塩平八郎」#1(pp. 11-22)

正月2日目。実家より自宅へと戻る。車中ではずっと箱根駅伝の往路実況中継をラジオで聴いていた。娘のいちご氏が「箱根駅伝ってこんなに楽しいのに、なんでみんな関心がないんだろ」と解ったふうなことを言っている。ここで言う「みんな」というのは「クラス…

「じいさんばあさん」(pp. 215-224)

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。二年ぶりの帰省中。 今年の元日は、快晴で風もなく穏やかで陽射しも温かかった。午前零時に家族で地元の神社へと初詣を済ませて、わたしはそのまま寝た。子どもたちは友だちと「ALLする*…

簡単な今年の振り返り、「寒山拾得縁起」(pp. 273-275)、「伊沢蘭軒(上)」#1(pp. 7-10)

いよいよ残り数時間で2024年も終わる。今年の振り返りをこのブログで書き置くのはやや場違いな気もするが、ここくらいにしか書き置く場所がないので、そうする。とにもかくにも昨年23年と同様に忙しい日々だった。2023年春になんとか引っ越しを終えてようや…

「寒山拾得」#3(pp. 267-272)

今日の午後から帰省する。年末年始休暇で東名高速は20kmほどの渋滞情報がでていたが、〈断続的〉ということもあってか言うほどの渋滞ぶりではなかった。午後の出発というのが良かったのか。 ようやく辿りついた海老名サービスエリアで(ここも言うほどの混み…

「寒山拾得」#2(pp. 266-267)

年の瀬。日がな一日、自宅でだらけている。 HDDに録り溜めていた映画を1本観る。「ミッション:インポッシブルⅡ」(昨日は「Ⅰ」のほうを観た)。ストーリィは大したことは無いけど(前半はかったるい)、きっとジョン・ウー監督は後半の畳みかけるようなアク…

「寒山拾得」#1(pp. 261-266)

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